国際米運輸省は18日、米国内の貨物輸送網を近代化するための「2026年国家貨物戦略計画」(NFSP)を発表した。対象となるのは、道路、鉄道、港湾、空港、水路などを含む全長700万マイル近い複合輸送ネットワーク。米国内では毎日、5400万トン超、680億ドル超の貨物がこのネットワークを通じて移動しており、サプライチェーンの強靭化やエネルギー供給網の安定化を狙う。
計画は今後5年間の戦略目標として、安全性、効率性、安全保障、強靭性、革新性、人材確保の6項目を掲げた。具体的には、貨物輸送に伴う重大事故や死亡事故の削減、輸送システムの信頼性向上、政府規制の合理化、国防と経済活動を支える供給網の保全、災害や混乱への対応力強化、インフラ近代化や新技術導入、人材育成などを進める。
米運輸省は20年に初の国家貨物戦略計画を策定し、EC(電子商取引)の拡大や米国のエネルギー純輸出国化に伴う課題を整理していた。26年版では、国内エネルギー生産の拡大や、製造業の国内回帰による工場建設増加を踏まえ、貨物網の役割をより広く捉え直した。
物流面では、単なる輸送インフラ更新にとどまらず、貨物盗難対策、エネルギー関連貨物の安定輸送、製造拠点の再配置に対応した輸送能力の再設計が焦点となる。トラック、鉄道、港湾、内陸水運を横断する貨物網の信頼性が、米国の産業政策や物価安定にも直結する。
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