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RATIONAL、仏・厨房機器生産拠点を拡張

2026年5月19日 (火)

拠点・施設業務用厨房機器メーカーのラショナル(ドイツ)は、フランス・ヴィッテンハイム工場の拡張を完了し、5日に正式開業した。拡張した「RATIONAL iVario Business Centre」は、生産面積を従来の2倍に広げ、調理システム「iVario Pro」の生産能力を拡大する。投資額は3500万ユーロで、世界的な需要増に対応する生産・供給体制を整える。

ヴィッテンハイム工場では、iVario Proと旧モデルを20年以上にわたり開発・生産してきた。2005年の生産台数は500台だったが、25年には1万台以上に拡大。新工場により、最大で年間2万5000台の生産が可能となる。建物設計上は、将来的に年間7万5000台以上へ拡張する余地も持たせた。

▲ヴィッテンハイム工場(出所:ラショナル)

同拠点は、iVario Proの専門拠点として、市場・顧客開発から生産、世界向け出荷までのバリューチェーンを担う。1万平方メートルの生産エリアに加え、顧客やパートナー向けのカスタマー・エクスペリエンス・センターを新設。3つのトレーニングセンターを備え、調理実演や製品研修、イベントに活用する。1500平方メートルのオフィススペースも整備し、ヴィッテンハイムにはフランス販売子会社の本社も置く。

ラショナルは、ドイツ・ランツベルク本社工場でスチームコンベクションオーブン「iCombi Pro」などを製造しており、ヴィッテンハイムはiVario Proに特化した欧州内の生産・出荷拠点となる。世界120か国以上に機器やアクセサリーを供給する同社は、今回の投資により欧州生産拠点からグローバル市場へ供給する体制を強める。

新工場では、エネルギー効率にも配慮した。断熱性を高めた鉄骨構造を採用し、冷暖房にはヒートポンプを使う。自然光に応じて照明ゾーンを制御するLED照明システムや、年間電力消費量の25%を賄う設計の太陽光発電システムも導入した。生産能力の拡大とともに、設備運営時の環境負荷低減も図る。

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