JICA、ジャカルタの物流機能強化へ貸付契約に調印

国際国際協力機構（JICA）は14日、インドネシアのジャカルタにて同国政府との間で「パティンバン港開発事業（第三期）」を対象として、円借款貸付契約に調印したと発表した。

円借款貸付契約は開発途上国に対して低利で長期の緩やかな条件で開発資金を貸し付けることにより、開発途上国の発展への取組みを支援するもの。

今回調印した事業は、ジャカルタ首都圏東部パティンバンに新港（コンテナターミナル、自動車ターミナルなど）を建設することにより、首都圏の物流機能強化を図り、インドネシアの投資環境改善を通じた更なる経済成長に寄与するもの。

事業内容としてコンテナターミナル10万平方メートル、自動車ターミナル22万4000平方メートルの建設、防波堤・外周護岸、泊地・航路浚渫、アクセス道路（8.1キロ）の建設、既存桟橋の延長、連絡橋（1キロ）の建設（完工済）。また、次のフェーズとしてコンテナターミナル64万平方メートル、自動車ターミナル13万7000平方メートルの建設、泊地・航路浚渫を行う。

事業の完成は2028年を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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