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Spectee、NEXCO中日本へAI危機管理サービスを導入

2025年1月16日 (木)

サービス・商品防災テックスタートアップのSpectee(東京都千代田区、スペクティ)は16日、同社が提供するAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro(スペクティプロ)」の中日本高速道路(NEXCO中日本)の導入事例を公開した。

NEXCO中日本東京支社道路管制センターでは従来、パトロールカーや緊急電話(非常電話や道路緊急ダイヤル(#9910))などからの通報を基に情報収集を行っていた。新しい情報収集手段を探す中で同サービスのトライアルを行い、高速道路脇の一般道から撮影された画像で車両火災に伴う道路構造物の損傷を覚知し、現場の状況を迅速に把握して対応することができたことから導入に至ったという。

当初は事故や渋滞発生時の情報把握を目的として導入したが、現在は自然災害発生時にも活用。24年6月の東海地方豪雨時に新東名浜松SA(サービスエリア)で冠水が発生した際は、高速道路内の監視カメラでは冠水の様子までは確認できなかったが、同サービスで収集された画像により現場を確認し対応することができた。また、高速道路トンネル内で火災事故が発生した際は、トンネル内の監視カメラが火災からの煙で視界不良となったが、同サービスを通じて現場の動画と写真を確認し、迅速な状況把握と対応が可能となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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