
▲最先端技術のサイドミラーのバラ積みピック(出所:エウレカロボティックス)
サービス・商品3Dロボットビジョンシステム開発を手がけるエウレカロボティクス(シンガポール)は16日、22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「Factory Innovation Week 2025」において、複数の革新的な物流向けロボット技術のアプリケーションデモを実演すると発表した。
同社は、同イベント内の「ロボデックス」および「オートモーティブワールド」に出展し、多形状製品のマスターレスピッキングやサイドミラーのバラ積みピックといった先端技術を披露する。
展示されるデモの一つ、多形状製品のマスターレスピッキングは、SKUが多岐にわたり事前登録が困難な製品に対応するロボット技術だ。ブリヂストン製の新型ロボットハンド「TETOTE and」を活用し、吸着パッドと4爪で製品を効率的に把持・搬送することで、取り漏れを防ぎつつ多様な形状の製品をピックアップできる。また、事前学習を必要とせず、不特定多数の対象物に即時対応できる。
もう一つのデモであるサイドミラーのバラ積みピックは、同社独自の3D画像認識技術を活用し、光沢のある製品のピックアップから左右判定、さらにはAI(人工知能)を駆使した外観検査までを一貫して実現する。これにより、従来のプロジェクタ方式では困難だった高精度の検査が可能となり、サブミリサイズの傷まで検出する。
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