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ヤマトなど、海外赴任・外国人材受け入れを一括支援

2025年1月17日 (金)

国際ヤマト運輸(東京都中央区)とトッパントラベルサービス(東京都港区)は17日、社員を海外に赴任させたり、外国人材を受け入れたりする際の人事手続きなどをワンストップで支援するサービス「グローバル人事コンシェルジュ」を来月3日から開始すると発表した。

近年、企業のグローバル化にともなって国境を超えた人材の移動が増え、イミグレーション情報の収集や、国によって異なる社員の海外赴任・外国人材受け入れの手続きなど、人事担当者の業務が複雑化している。人事担当者が国内と海外の人事業務を兼務するなど、リソースやノウハウが不足している企業も少なくない。こうした状況を背景に、両社は企業が効率的、安定的に海外赴任や外国人材受け入れに対応できる体制の構築に向けたサポートを行う。

ヤマト運輸は、1981年から本格的に海外引越業務を開始し、海外赴任に対する知識やノウハウの蓄積がある。

一方、トッパントラベルは、TOPPANホールディングスのグループ会社として、1961年の創業当時から、数多くの日系企業と外資系企業の出張サポートなどを手掛けている。2006年には「海外人事サポート業務」を開始し、海外赴任サポートや外国人材受け入れ体制の構築などで多くの企業の人事担当者をサポートしている。

新サービスでは、引っ越しや家財の保管のほか、航空券の購入やビザ取得、予防接種の手配などに対応し、渡航前のオリエンテーションや語学研修先の手配なども行う。また、来日する外国人材に対しては、出入国に関連する手続きのほか、日本での口座開設や新居探し、電気・水道の契約などもサポートする。

サービスの提供エリアは関東、愛知、大阪、福岡の大都市圏で、2025年中の全国展開を予定している。

両社では「双方の強みを生かして、海外の人事業務担当者が抱える業務を一つの窓口で包括的に支援する」とし、今後もさらなるサービスの充実を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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