調査・データドローン空路整備事業を展開するトルビズオン(福岡市中央区)は16日、岐阜県関市での災害時非着陸物資輸送の実証実験を成功させたと発表した。
この取り組みは、糸乗建設(兵庫県豊岡市)および関市と共同で行われたもので、武儀地区を拠点に、道路寸断を想定した物資輸送の有効性を検証した。使用機体はDJI「FlyCart30」で、ウインチを活用し、着陸不要の輸送方法を実現した。
具体的には、武儀生涯学習センターを中継拠点に設定し、3つのルートで防災物資や毛布、飲料水を搬送した。災害対策本部から避難先への輸送では、2.5キロの距離を5分で到達。ウインチを用いることで、狭小地や被災地での物資受け渡しがスムーズに行われた。また、目視外飛行が認められる「レベル3.5飛行」により、輸送効率が大幅に向上した。
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