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アマゾン印、配送員9万人の医療保障を拡充

2026年5月18日 (月)

国際アマゾンインディアは12日、インド国内のオペレーションネットワークで働く配送アソシエイト9万人を対象に、医療・保険給付を拡充すると発表した。外来診療費、入院費、事故補償を組み合わせ、日常的な医療費からけがによる収入減までを支援する内容で、ラストワンマイル配送に関わる全プログラムの配送員へ順次展開する。

医療保険の「Mediclaim」(メディクレーム)は最大15万ルピーまで引き上げる。外来診療費は最大1万ルピーまで対象とし、団体個人傷害保険は最大100万ルピーまで拡大する。補償は本人だけでなく、年間で家族3人まで利用できる健康支援も含む。多言語対応のオンライン医師相談は無制限で利用でき、家族単位で年2回まで対面の外来診療も無料で受けられる。検査、薬局、歯科、眼科などの割引や、予防医療・健康管理を促す仕組みも用意する。

同社はあわせて、第三者保険会社と連携し、全国の配送ステーションで無料の健康診断キャンプを展開。対象は数万人規模の配送アソシエイトで、眼科検査、歯科検診、BMI測定、一般医による診察などを提供する。配送員は政府発行の身分証明書を提示すれば、インド各地のラストワンマイル配送拠点に設置された会場で利用できる。

健康診断キャンプは3月に始まり、これまでに6都市の配送ステーションで実施された。今後は大都市圏に加え、ティア2都市にも広げる。夏季の高温環境下で働く配送員を念頭に、予防的な健康確認や熱中症リスクの把握にも重点を置く。配送現場では、長時間の屋外移動や交通リスクに加え、気温上昇による体調悪化が課題となっており、医療保障と予防策を組み合わせることで現場の安全性を高める狙いがある。

今回の施策は、同社が発表している280億ルピー超の投資計画の一部にあたる。インド国内のオペレーションネットワーク強化とあわせ、現場で働くアソシエイトの安全、健康、経済的ウェルビーイングの向上に資金を充てる。2030年までにインドへ350億ドル超を投じる方針も示しており、配送網の拡大と現場人材の支援を並行して進める。

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