行政・団体国土交通省中部運輸局は20日、鈴与海運(静岡市清水区)に対し、輸送の安全確保に関する警告書を出したと発表した。同社の貨物船が清水港沖で衝突事故を起こし、同運輸局が調査を行っていた。
同運輸局によると、2023年11月21日、同社が運航する貨物船「太田川」が清水港沖で着岸待ちをしていたパナマ船籍のコンテナ船に衝突した。事故を受け、昨年7月に立ち入り検査を行ったところ、安全管理規程の順守義務に違反する事実が確認されたという。
警告書では、経営トップや安全統括管理者、運行管理者らに安全管理規程の順守を徹底するよう求めたほか、実効的なアルコール検査体制の構築や再発防止策の策定、乗組員らへの安全教育の実施などの措置を講じることを求めた。
さらに2月19日までに、対応措置などについて文書で報告するよう指示している。
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