調査・データ大和ハウスグループの大和ライフネクスト(東京都港区)は22日、Octa Robotics(オクタロボティクス、東京都文京区)と綜合警備保障(東京都港区)とともに、管理業務のロボットフレンドリー化に向けた取り組み「ロボットとセキュリティシステムの連携」の実証実験を実施したと発表した。

(出所:大和ライフネクスト)
同取り組みはOcta Roboticsによる 「RFA規格に基づくロボット・建物設備連携と標準化の推進」プロジェクトの一環として、経済産業省による補助事業「令和6年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(ロボットフレンドリーな環境構築支援事業)」に採択されている。
実証では、同社の本社オフィスにてロボットとセキュリティシステムの連携確認を行った。建物内のセキュリティシステムが稼働している中において、警備ロボットが自らが通過するエリアのセキュリティシステムのみを随時解除しながら、建物内を巡回警備。また、警備ロボットによるセキュリティシステムの解除の支援を受けて、清掃ロボットが建物内の巡回清掃を行った。
ロボットは建物内のセキュリティシステム(機械警備:センサーなどで異常を検知する仕組み)を維持したままタスクを行うことに成功。これにより、夜間など無人の状態になる時間帯の清掃・警備などの業務を、人によるセキュリティシステムの解除作業を必要とせずロボットが単独で行うことができる状態を実現した。
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