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ブルーWX、乱気流予測システムの開発で1.2億円調達

2025年1月27日 (月)

財務・人事ブルーWX(ブルーウェザー、東京都港区)は27日、深層学習を活用した乱気流および風予測ソリューションの事業拡大に向け、1.2億円のシリーズA資金調達を完了したと発表した。

引受先には東京大学協創プラットフォーム開発やANAホールディングス、グローバル・ブレイン、慶應イノベーション・イニシアティブが含まれる。調達資金は、同社の気象予測モデルの機能強化、体制の拡充、およびグローバル市場展開に充てられる。

同社は、航空輸送における安全性向上や燃料効率化を目的とした乱気流予測技術を提供している。過去10年分の航空データをもとに開発された同システムは、既存の予測手法と比べて2.7倍の精度を実現している。現在は日本空域を中心に試験運用されており、ANAグループのパイロット2500人を対象としたトライアルを通じ、運航効率化やカーボンニュートラル達成への貢献が期待されている。

また、今回の調達資金を活用して航空業界向けの乱気流予測モデルの国際展開を進めるほか、ドローンやeVTOL(電動垂直離着陸機)運航の改善も視野に入れる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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