環境・CSRエフピコは27日、相鉄ローゼン(横浜市西区)と協働し、使用済み食品トレーやペットボトルの回収・再利用を強化すると発表した。
この取り組みでは、回収したトレーを新たな食品容器に再生する「トレーtoトレー」や、「ボトルto透明容器」を実施し、地域全体で「ストアtoストア」の水平リサイクルを推進する。
両社は、神奈川県を中心とした相鉄ローゼンの50店舗(2024年12月時点)に設置された回収ボックスで、使用済み食品トレー38トン、ペットボトル67トンなどを回収。これらをリサイクルして「エコトレー」「エコAPET」などの製品に再生し、再び売り場で利用することで537トンのCO2削減を実現した。この成果は、レジ袋1737万枚削減や横浜スタジアム23面分の森林が吸収するCO2量に相当する。また、今回の協働強化により「水平リサイクル推進ポスター」を掲示し、顧客への参加促進を図る。
今回の取り組みは、物流効率化にも寄与する。回収した資源を効率的にリサイクル施設へ輸送するネットワークを構築することで、コスト削減と環境負荷低減を同時に達成する狙いがある。同社は、国内最大手の食品容器メーカーとして、持続可能な循環型社会の構築に貢献する方針を掲げている。
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