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東急不動産、埼玉県・千葉県・神戸市で物流施設着工

2025年1月30日 (木)

拠点・施設東急不動産は30日、同社の物流施設「LOGI’Q(ロジック)」シリーズの新たな施設3棟を埼玉県白岡市と千葉県市原市、神戸市長田区で着工したと発表した。いずれも屋上に太陽光パネルを設置するなどして環境に配慮する。2026年4月から8月にかけての順次完成を目指している。

白岡市に建設されるLOGI’Q白岡IIIは、昨年3月に完成した白岡IIに隣接しており、同社単独での開発物件として、昨年12月23日に着工した。26年7月中旬の完成を予定している。

東北自動車道・久喜インターチェンジ(IC)から4.8キロ、圏央道・白岡菖蒲ICから4.7キロで、関東一円をカバーでき、中広域配送に適している。

施設は最大6テナントが入居可能なマルチテナント型で、1、2階接車のスロープを整備。1階の一部区画には両面バースと冷凍冷蔵に対応できる区画を設ける。トラックバースは109台収容可能で、駐車場にも18台分のトラック待機場を設ける。普通乗用車は202台収容できる。

市原市のLOGI’Q市原は、JR西日本プロパティーズとの共同開発で、昨年24年11月1日に着工した。完成予定は26年4月末となっている。

京葉道路・蘇我ICから5.3キロ、館山自動車道・市原ICから5.8キロで、関東一円をカバーできる。

1、2階接車のスロープを整備したマルチテナント型施設で、最大4テナントが入居できる。京葉臨海石油コンビナートに近いことから、重量物の扱いやフォークでの荷物の積み下ろしが多いことを想定し、全フロアの耐荷重を1平方メートル当たり2トンとするほか、2階全室を低床とする。

神戸市長田区のLOGI’Q神戸新長田は、単独開発物件で昨年11月18日に着工。26年8月末の完成を目指す。

阪神高速・湊川ICから2.3キロ、同北神戸線・神戸長田ICから3.7km、JR神戸貨物ターミナル駅から1.7キロで、関西一円から東海・中部エリアまでカバーできる。

最大4テナントの入居が可能なマルチテナント型施設で、1、2階接車のスロープを整備。同一敷地内に危険物倉庫の設置も計画している。

「LOGI’Q白岡III」概要

所在地:埼玉県白岡市篠津字道下2167-1外
敷地面積:3万9904平方メートル
延床面積:7万4105平方メートル
構造:3階建て、S造
完成:2026年7月(予定)
アクセス:東北自動車道・久喜ICから4.8キロ、圏央道・白岡菖蒲ICから4.7キロ

「LOGI’Q市原」概要

所在地:千葉県市原市八幡海岸通1969-1外
敷地面積:1万4406平方メートル
延床面積:3万5117平方メートル
構造:5階建て、S造
完成:2026年4月(予定)
アクセス:京葉道路・蘇我ICから5.3キロ、館山自動車道・市原ICから5.8キロ

「LOGI’Q神戸新長田」概要


所在地:神戸市長田区駒ヶ林南町6-1外
敷地面積:2万3361平方メートル
延床面積:5万6803平方メートル
構造:(本体)4階建て、S造・1階建て・(危険物倉庫)1階建て、S造
完成:2026年8月(予定)
アクセス:阪神高速・湊川ICから2.3キロ、同北神戸線・神戸長田ICから3.7km、JR神戸貨物ターミナル駅から1.7キロで

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LOGISTICS TODAY編集部
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