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東洋ゴム、北米のタイヤ供給を増強、200億円投資

2013年8月9日 (金)

拠点・施設東洋ゴム工業は9日、北米市場のタイヤ需要に対応した供給体制を確立するため、北米のタイヤ製造会社「東洋タイヤノースアメリカマニュファクチャリング社」が、4期目となる生産能力の増強に着手する、と発表した。

北米会社は、乗用車・ライトトラック用タイヤの北米生産拠点として、2005年12月に操業を開始。07年、10年と3期にわたる生産能力増強を図り、11年8月には年間生産能力650万本体制を早期の段階で整えた。

さらに4期目として生産能力の増強を進めることについて、同社は「経営戦略上、当社が重要と位置づけている同市場で事業基盤をいっそう強固なものとする」と説明。

200億円を投じて現在の建屋の1.5倍に拡張を図り、キャパシティの半分にあたる設備を導入することで、年産250万本規模の生産能力を増強する計画。