ZO MOTORSとeMotion FleetがEV導入支援で業務提携

M&A企業の商用電動車（EV）導入を支援するeMotion Fleet（東京都新宿区）と新エネルギー商用車の開発を手掛けるZO MOTORS（東京都中央区）は4日、中小企業への商用EV導入と脱炭素化を支援するため業務提携したと発表した。提携に基づき、両社は物流事業者向けに、EVトラック導入から運用管理までを一括で支援するワンストップサービスを開始する。

両者によると、ZO MOTORSのEVトラックに、eMotion FleetのEV導入支援サービスやEV運行・エネルギー管理システムを組み合わせた総合的なサービスを提供し、中小企業の脱炭素化や車両の運用効率向上などを支援する。

また、両社は連携して中小企業向けの営業活動を展開し、EVトラックの普及を推進するほか、企業がEVを導入する際は充電インフラの選定やメンテナンス体制の強化について連携してサポートする。

さらに両社が保有するデータを活用し、EV予防整備など新たなサービスの共同開発にも取り組む。

両社は「物流業界の中でも中小企業は、2024年問題への対応やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが求められる中、EV導入や運用の負担が課題となっている。今後、互いの強みを生かして、これらの課題を解決し、中小企業の脱炭素化を加速させていく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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