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SBSロジコム、セイコーオプの物流を3PL受託

2013年8月16日 (金)
ピッキング後、出荷工程待ちのレンズ

ピッキング後、出荷工程待ちのレンズ

ロジスティクスSBSホールディングス傘下のSBSロジコム(旧ティーエルロジコム)は13日、セイコーオプティカルプロダクツ(東京都中央区)から眼鏡レンズ・フレームの物流業務を一括受託し、3PL業務を開始したと発表した。

西船橋支店にセイコーオプティカルプロダクツ向け物流拠点を開設し、30人体制で全国数万か所の小売店から受ける注文を翌日午前中までに納品する。

眼鏡レンズはパッケージの形状やデザインが酷似し、度数別の管理が必要な多品種少量商品となっていることから、同社向け業務でもアイテム数は5万アイテムを上回る。

このため、短時間で大量のピッキングを正確に行う庫内作業の仕組みと体制作りが、物流品質向上の大きなポイントとなった。

今回の事例では、受託業務の開始に先立ち、1か月間にわたって実際の商品を使用したリハーサルを徹底。レイアウトや作業動線の効率検証、DASシステムのブラッシュアップ、スタッフの習熟度向上など入念な事前準備に取り組んだ。

1か月後には業務量の波動分析やピッキング作業検証を行い、曜日、時間ごとの人員配置を補正した上で本稼働に入ったという。