
▲雪上走行する自動搬送ロボット(出所:京セラコミュニケーションシステム)
調査・データ京セラコミュニケーションシステム(京都市伏見区)は5日、北海道大学(札幌市北区)と共同で開発した中速・中型の自動配送ロボットが、準公道での雪上走行試験に成功したと発表した。
同試験は国内初の取り組みであり、NEDOの支援を受け、北海道石狩市での積雪・降雪環境下で行われた。同試験では、積雪時の走行安定性や視界確保など複数の課題に対処するための技術が検証された。AIによるノイズ除去技術やGPSによる自己位置推定の補正により、降雪時の約3センチ毎時の積雪環境下でも安定した走行を実現した。
また、カメラにヒーターフィルムを装着し視界不良を解消したことで、遠隔監視と操縦も円滑に行われた。試験は北大構内の準公道1.1キロと4キロの2ルートで実施。走行試験に用いたロボットは、国内メーカーのミニカー規格に基づきカスタマイズされた車両で、最高速度は時速15キロ。
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