拠点・施設グローバル不動産総合サービスのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W、東京都千代田区)は、5日グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(CWAM、東京都千代田区)が谷田部ファシリティ特定目的会社を通じて、茨城県つくば市で物流施設 「LF谷田部」(茨城県つくば市)を完成し、4日に竣工式を執り行ったと発表した。

▲LF谷田部(出所:クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド)
同施設は、つくばエクスプレス・みどりの駅から2キロ、常磐道・谷田部インターチェンジ(IC)から6キロ、同谷和原ICから10キロ、圏央道・つくば中央ICから7キロに位置しており、茨城県内への地域配送、都心方面および関東圏全域への広域配送の利便性が高い立地。さらに今後、圏央道・つくば西スマートIC・、常磐道・つくばみらいスマートIC(仮称)が設置される予定。また、隣接地において「圏央道インターパークつくばみらい」工業団地(開発面積70万平方メートル)が順次開発中であり、更なる産業集積が進むことが期待される地域となっている。
施設としては地上4階建て・延床面積8万平方メートル・1-2階スロープを備えたマルチテナント型物流施設。柱スパンは間口11メートル×奥行10メートル、倉庫の梁下有効高さ5.5メートル、床荷重1.5トン/平方メートルを確保し、建物全体で荷物用エレベーター6基、垂直搬送機12基を実装。テナント倉庫区画は一棟貸し、また1階と4階、2階と3階の2層使用で各階2分割または3分割が可能であり建物全体で最大6テナントが入居可能となっている。さらに普通車駐車場170台およびトラック待機場7台を確保、共用部にはカフェテリア・売店などを設置している。
・所在地:茨城県つくば市みどりの南21-1外
・土地面積:3万6434平方メートル
・用途地域:工業地域
・延床面積:8万873平方メートル
・構造:地上4階建て、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
・着工:2023年8月
・竣工:2025年1月
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