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ALTNA他3社、EVバッテリー資源循環で連携

2025年2月6日 (木)

サービス・商品ALTNA(オルタナ、東京都千代田区)と三菱オートリース(東京都港区)、日本コムシス(東京都品川区)の3社は6日、使用済みの電気自動車(EV)のバッテリーをほかの用途に転用し、長期に活用する国内での資源循環の実現に向けた取り組みを開始すると発表した。

3社によると、オルタナがEVバッテリーのオーナーとなり、車載利用終了後のバッテリーを系統用蓄電池に転用することを前提したリースプランを、三菱オートリースがEVのユーザーに提供する。

電気通信企業の日本コムシスは、この取り組みに賛同して、リースプランを導入。EV車の利用でGHG(温室効果ガス)排出量を削減するとともに、EVバッテリーの系統用蓄電池への転用を後押しする。

近年、社用車や公用車としてEVを導入する企業や自治体が増えているが、中古EVの約8割が海外に輸出されており、EVバッテリーに含まれる多くの希少資源も国外に流出している。このため、3社では「EVバッテリーの国内での再利用を進め、脱炭素社会と希少資源の国内での循環を目指す」としている。

オルタナは、EV利用コストの最適化やバッテリーの価値向上、国内での資源循環などを目指して、ホンダと三菱商事が昨年7月に設立した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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