
(出所:ウォルマート)
メディカルウォルマート(米国)は1月30日、全米49州で同日から同社の即日配送型薬局サービスを開始すると発表した。AIおよび地理空間技術を活用し、同社の店舗から顧客の自宅まで迅速に薬を届ける仕組みを確立した。
このサービスは、2024年10月に6州で試験的に導入された後、同社の全国規模の物流ネットワークおよびAIプラットフォーム「スパーク」を活用し、わずか3か月で49州へと拡大した。配送範囲は、顧客データや外部データをもとに店舗ごとにカスタマイズされ、従来の郵便番号や店舗からの距離よりも精度の高い配送区域設定が行われている。同社はこの技術を用いて、通常の配送サービスを追加で1200万世帯に拡大しており、薬品の配送サービスにもその能力を応用している。
同サービスでは、薬の調剤が完了した際に顧客へ通知が送られ、即日スケジュール配送、オンデマンド配送、エクスプレス配送のいずれかを選択できる。配送は安全で改ざん防止のパッケージを使用し、顧客はリアルタイムで追跡が可能だ。また、ウォルマートプラス会員は無料で薬の配送サービスを受けられ、非会員には選択した配送オプションに応じた料金が適用される。
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