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エアロセンス、飛行機型ドローンの国内初飛行に成功

2025年2月7日 (金)

(出所:エアロセンス)

サービス・商品エアロセンス(東京都北区)は7日、2024年12月25日に飛行機タイプの無人航空機「エアロボウイング」を使用し、国内初となるレベル3.5飛行を実施したと発表した。今回の飛行は、経済産業省が推進する「デジタルライフライン全国総合整備計画」の一環で、医薬品配送の実証実験を通じてドローン航路の整備に寄与することを目的とした。

実証実験では、浜松市内の医療機関から発行された処方箋に基づき、薬局で調剤された医薬品を「エアロボウイング」に積載し、11キロ離れた目的地に運搬した。飛行経路は天竜川沿いを北上する形で設定され、離陸から着陸までの飛行は順調に行われた。この成果により、ドローン航路整備の効果として、飛行計画の事前調査や周辺調整にかかるコストや時間が大幅に削減されることが期待されている。

同計画では、10年をかけて全国で5万キロに及ぶドローン航路整備が予定されている。ドローン運航時の調整負担が軽減されることで、医薬品配送やインフラ巡視といった物流分野での活用が加速する見込みだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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