サービス・商品ジオテクノロジーズ(東京都文京区)は7日、同社のポイ活アプリ「トリマ」から収集される高頻度プローブデータを、オランダのトムトムが提供する交通情報サービス「トムトム・トラフィック」に提供開始したと発表した。また、ことし2月から日本国内での再販契約に基づく販売も始めた。

▲トムトム・トラフィック表示例(出所:ジオテクノロジーズ)
トムトム・トラフィックは世界84か国を対象に、道路状況や渋滞、事故情報などをリアルタイムで配信するサービスであり、30秒ごとに情報が更新される。同社が提供するデータは、同社のアプリ「トリマ」から収集されたもので、5秒間隔または20メートル間隔という業界トップクラスの精度を持つ。このデータは匿名加工処理を施し、自動車や徒歩など移動手段の識別も可能で、性別や年代別の移動情報の分析にも対応している。
同社は今後、国内外でのデータ連携を強化し、物流分野における交通流制御や災害時の状況把握、効率的な配送ルートの最適化に寄与するとしている。また、蓄積された過去の交通データを基に都市計画や渋滞解消策を提案し、モビリティ分野でのデータ活用を進める。
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