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ジオテクノなど、オンデマンドバス運行を最適化

2025年4月23日 (水)

ロジスティクスジオテクノロジーズ(東京都文京区)は22日、ネクスト・モビリティ(福岡市博多区)と連携し、同社が提供するセンチメートル単位で記録された道路幅員データを用いて、オンデマンドバスの運行プロセスを最適化したと発表した。この取り組みにより、地域の道路事情を詳細に把握し、安全で持続可能な交通システムの構築が可能となる。

高齢化や人口減少が進む地域では、効率的な移動手段の確保が重要な課題となっている。オンデマンドバスは、決まったルートを持たず、AIによって運行ルートを変えながらサービスを提供するが、狭い道路への進入リスクが運行上の懸念とされてきた。ジオテクノロジーズのデータをネクスト・モビリティの地域モビリティ導入プロセスに組み込むことで、バス通行が困難な道路の事前把握が可能となり、運行計画の精緻化とトラブルの低減を実現する。

両社はすでに2か所の自治体で実証実験を完了し、オンデマンドバスの運行を開始している。今後は地理空間データと地域モビリティのノウハウを融合し、全国50か所への展開を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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