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豊田通商、ブラジルでバイオメタン実証プラント建設

2025年2月7日 (金)

荷主豊田通商は7日、ブラジルでのサトウキビ廃棄物由来のバイオメタン生産に向けた実証プラントの建設を検討すると発表した。フェラーリ・アグロインダストリア(ブラジル)、東邦ガス、セビガス・コティカ・バイオエネルギア(ブラジル)の4社が共同開発契約を締結し、2026年内の稼働を目指す。

この実証プラントは、ブラジル・サンパウロ州のFAIサイト内に1日あたり5500立方メートルのバイオメタン生産能力を備える予定で、建設および運営に向けた具体的な検討が開始された。ブラジルはサトウキビ生産量で世界トップの規模を誇り、廃棄物を有効活用することでバイオメタンの効率的な生産が可能と見られている。バイオメタンは都市ガスと同様の成分を持ち、既存のガスインフラを活用できることから、社会コストを抑えたカーボンニュートラルの実現に寄与すると期待されている。

将来的には、実証結果に基づき、ブラジル国内での量産体制の確立を目指すほか、日本市場への輸出も視野に入れる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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