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豊田通商、バイオPETサプライチェーンを構築へ

2010年10月7日 (木)

アパレルバイオPET事業の概要(出典:豊田通商)豊田通商は7日、バイオPETの原料であるバイオエタノールの調達から中間加工、最終バイオPETへの加工・販売まで一貫したバイオPET事業の「グローバルサプライチェーンを、世界で初めて構築する」と発表した。

 

最終製品であるバイオPETの原料となるバイオモノエチレングリコール(バイオMEG)を製造・販売するため、台湾の大手上場化学品メーカー「中國人造繊維股フン有限公司」と合弁契約を締結し、「台湾緑醇股フン有限公司」(GTC)を設立することで合意した。

 

10月中にGTC社を設立し、豊田通商がブラジルで調達するサトウキビ由来のエタノールを原料に、11年末からバイオMEGの商業生産を開始する。GTC社製品の販売先であるアジアのPETメーカーに対し、バイオPETの製造を委託し、日本、欧米の最終ユーザーへ販売する。