調査・データ矢野経済研究所(東京都中野区)は30日、2035年の自動車向けバイオエタノール世界消費量を1775億リットルと予測する、自動車向けカーボンニュートラル(CN)燃料の市場動向と将来展望を発表した。調査対象にはバイオエタノール、バイオディーゼル、バイオガス、水素が含まれる。
現在、世界のエネルギー需要は新興国の経済成長と人口増加により拡大する一方、脱炭素化への要請が高まっている。米国ではE10の普及に加え、カリフォルニア州でのE85利用が拡大。
インドではサトウキビを原料とするバイオエタノール消費量が2019年比で3倍に増加し、混合率は10%を突破した。一方、ブラジルでは砂糖価格高騰によるエタノール生産減をトウモロコシエタノールが補い、混合率は45.9%で推移している。
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