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移動式港湾クレーン市場は16億ドル規模まで成長

2025年2月10日 (月)

調査・データQY Research(東京都中央区)は10日、「移動式港湾クレーン-グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2025-31」に関する調査レポートを公表した。このレポートでは、移動式港湾クレーン市場が24年に11億2300万ドルに達し、31年までに16億4000万ドルに拡大すると予測している。

調査によれば、同市場は年平均成長率5.6%で成長し、主要企業はコネクレーンズ(フィンランド)、リープヘル(ドイツ)、サニー(中国)、ゼンネボーゲン(ドイツ)、住友重機械工業、ITALGRU(イタリア)であり、世界シェアの54%を上位5社が占める。

アジア太平洋地域が最大の市場で36%を占め、続いてヨーロッパが29%、北米が24%と続く。製品別ではディーゼルエンジン型が68%を占めており、用途別ではコンテナ港が61%と市場の中心を担っている。

また、製品タイプ別にディーゼルエンジン、電力供給型、ハイブリッド型が含まれ、用途別ではコンテナ港のほかにバルク貨物港や多目的港などが挙げられる。地域別分析では、アジア太平洋を筆頭に、北米、ヨーロッパ、中東・アフリカ、ラテンアメリカが対象であり、特に物流効率向上や資材処理能力の拡大において需要が増加していると指摘している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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