EVモーターズ、商用EV普及に向け業務提携

M&AEVモーターズ・ジャパン（EVM-J、福岡県北九州市）は6日、eMotion Fleet（東京都新宿区）と商用EVの導入促進および運用支援強化を目的とした業務提携契約を締結した。バスやトラック、小型モビリティなどの商用EVの普及を加速させる狙いがある。

今回の提携では、EVM-Jが開発・販売する商用EV、充電器、蓄電池と、eMotion Fleetが提供するEV運行・エネルギー管理システム（FMS/EMS）を連携させ、バス事業者や物流事業者向けのトータルソリューションを提供する。EVの導入計画から運用管理までを一貫して支援し、スムーズな移行を実現することを目指す。

また、EVM-Jの充電器とeMotion FleetのFMS/EMSの互換性を高めるための技術検証を進め、ユーザーが利用しやすいシステム環境を構築する。さらに、両社が持つ車両データや運行データを統合し、効率的なEV運用を支援する新しいサービスの開発にも取り組む。

国内市場だけでなく、東南アジア市場を含む海外展開も視野に入れ、各国のニーズに適したEV運用モデルを確立する計画だ。加えて、展示会やイベントを通じた共同マーケティング活動を実施し、商用EVの普及を促進していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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