
(出所:フロンティア・サイエンティフィック・ソリューションズ)
メディカルフロンティア・サイエンティフィック・ソリューションズ(アメリカ)は11日、北米最大のGMP温度管理型ライフサイエンス施設の建設を本格的に開始したと発表した。
同社はアメリカ・ノースロカロライナ州のウィルミントン国際空港内に、医薬品とバイオ医薬品の輸送に特化した最先端の温度管理施設を建設する。同施設は北米とヨーロッパを結ぶグローバルゲートウェイとして機能し、時間と温度に敏感な製品を迅速かつ安全に輸送することを目指す。
施設は自由貿易地域(FTZ)に指定され、通関処理の効率化や関税の繰り延べなどの利点を活用する。これにより、国際的な医薬品流通での製品損失リスクを大幅に低減し、サプライチェーンの持続可能性も向上させる。
同プロジェクトの完成により、ウィルミントン地域は医薬品物流の重要拠点としての地位を確立する。同社は地域社会との協力関係を重視し、施設がライフサイエンス産業と地域経済の発展に貢献することを目指している。なお、ウィルミントン国際空港の経済効果は25億ドルに達すると試算されている。
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