調査・データマーケットエンタープライズ(東京都中央区)は19日、国際協力機構(JICA)が実施する「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)」において、「タンザニア国中古農機具における部品調達および修理体制にかかるニーズ確認調査」が採択されたと発表した。同社はタンザニアをはじめとするアフリカ市場への事業拡大の可能性を探る。
同社は、国内で使用された農機具を買い取り、ヨーロッパを中心に世界80か国以上へ輸出している。これまでにケニア、ナイジェリア、エジプトへの輸出実績はあるものの、アフリカ諸国への定期的な供給は社会情勢の不安定さなどの理由から実現していなかった。一方で、アフリカでは人口増加と都市化に伴い食料需要が高まり、農業の生産性向上が求められている。しかし、農業が主要産業であるにもかかわらず、タンザニアでは農業機械の普及率が低く、耐久性や修理体制の整備が課題となっていた。こうした状況を受け、JICAの支援を得て、同社は現地での中古農機具の修理およびメンテナンス体制の構築を模索する。
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