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中国、サプライチェーン整備で産業を振興

2025年2月20日 (木)

国際中国交通运输部は14日、内蒙古自治区の物流発展に関する報告を発表した。内蒙古自治区では、春節前後の物流需要の高まりに対応するため、主要産業の生産・供給体制を強化している。

内蒙古自治区バヤンノール市五原県では、ヒマワリのタネの加工業が盛んであり、現在24時間体制で生産が行われている。関係者によると、1日当たりの選別生産量は240トン、最大で330トンに達し、河北省、安徽省、山東省など国内主要地域のほか、17-18カ国に輸出されている。

サプライチェーン(SC)の整備も進展しており、2024年時点で自治区の「四横十二縦」交通ネットワークの建設率は84.3%に達した。2024年の輸送実績は貨物輸送量25.1億トン、貨物輸送距離5688.8億トンキロで、前年比6%、5.9%の増加となった。

また、自治区の交通運輸部門は、物流企業の強化や市場拡大を目的に30の施策を策定。多様な物流企業の育成、金融支援の強化、企業間マッチングの促進などに取り組んでいる。2024年には企業間の物流マッチングを支援する「双找」対策会を26回開催し、累計3300万トンの長期輸送契約が成立した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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