サービス・商品日本電気(NEC)は2日、配送計画支援システム「ウルトラフィックス」の機能を強化し、スマートフォンを利用して出荷から配送完了までの進捗を管理するクラウド型のオプションサービスを発売した。同サービスはNECシステムテクノロジーが10月から提供を開始する。
新サービス「ウルトラフィックス・オプション輸配送進捗管理サービス」は、ドライバー端末としてアンドロイド搭載のスマートフォンやタブレット端末を利用し、出荷、検品、不在・事故報告、配送完了までの進捗管理をクラウドサービスで提供する。
これにより、荷物の配送状況をリアルタイムに把握することができ、荷主・届け先からの問い合わせへの即時回答や、ドライバー出発後の緊急連絡で適切に指示できるようになる。
また、実際のトラックの動きや作業時間の可視化が可能となることで、計画と実績のギャップ要因を分析し、業務改善につなげられるようになる。クラウドサービスとして提供するため、初期投資の抑制とスピーディな導入を実現する。
サービスの価格は、最小構成でスマートフォン一台あたり月額1500円、管理用PC一台当たり月額1万5000円(税別)。
NECとNECシステムテクノロジーは、今後3年間で1万台のスマートフォン利用を目指す。
■詳細は下記URLを参照。
http://www.necst.co.jp/product/uf/