産業・一般日本製紙は2日、タイのSCGペーパー社が保有するフィブラス事業に参画すると発表した。2014年第1四半期の実現に向けて協議を開始することに合意した。
今後、SCGペーパー社は14年6月までに、保有するフィブラス事業の再編を進め、再編後の事業体へ日本製紙が30%をメドに出資するスキームを検討する。
同社は、洋紙事業の収益力強化を図るともに、パッケージ・紙加工事業、木材・ケミカル事業エネルギー事業など成長が期待できる分野への事業構造転換を進めており、こうした取り組みの一環としてSCGペーパー社との事業に注力する。