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IHI、流動層ボイラの合弁会社設立に合意

2012年6月6日 (水)

拠点・施設IHIは6日、ドイツのフォイトペーパー社(ハイデンハイム市)と合弁で、海外の製紙・パルプ産業向けに蒸気・電気供給設備用の流動層ボイラを提供する新会社を8月に設立することで合意した、と発表した。

 

合弁会社は、省エネルギーや二酸化炭素排出量削減を実現するため、IHIの流動層ボイラ技術とフォイトペーパー社の持つ海外ネットワークを活用、高効率な流動層ボイラを提供する。

 

製紙・パルプ産業では、化石エネルギーから、バイオマス、建築廃材、RPF(廃プラスチック燃料)、廃タイヤ、製紙スラッジなどの再生可能エネルギーや廃棄物エネルギーへの燃料転換の需要が高まっており、解決策として燃焼効率が高く、多種燃料の燃焼が可能な流動層ボイラの導入が進んでいる。

 

合弁会社設立により、製紙機械で世界最大手のフォイトペーパー社が抱える海外の製紙・パルプ産業の顧客に対し、多種燃料の燃焼が可能な流動層ボイラを提供する。