サービス・商品GROUND(東京都千代田区)は27日、物流施設統合管理・最適化システム「GWES」を花王のロジスティクスセンター(LC)に導入したと発表した。2024年6月に八王子LCで稼働を開始し、ことし末までに全国44か所のLCで展開する計画だ。
花王は全国44か所のLCを運営する中で、管理の属人化、業務の煩雑化、データの断片化といった課題を抱えていた。これを受け、同社は花王のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として「GWES」を導入した。特に、業務進捗管理機能と作業量分析機能の2つのモジュールを標準プラットフォームとして採用し、作業進捗のリアルタイム可視化を可能にした。これにより、作業の遅延やその可能性を即座に把握し、現場管理者が適切な指示を出せるようになった。また、業務終了時間や将来の作業量の予測機能を活用することで、労働時間の削減、人件費の低減、管理業務の標準化が進む見込みだ。
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