財務・人事セイノーホールディングスが7日発表した、2026年3月期第1四半期決算短信によると、売上高が前年同期比21.2%増の1995億7100万円、営業利益が同40.6%増の92億500万円、最終利益は76.9%増の56億5300万円と増収増益となった。
輸送事業セグメントの売上高は1550億200万円(前年同期比29%増)、セグメント利益は62億7000万円(同75.1%増)だった。主力の特積み事業では長距離・高重量帯を中心に適正運賃収受を進め、取扱貨物量に相関した運行体制の構築に取り組むなど費用の適正化を実施。また企業の垣根を超えた幹線輸送の共同運行や、非効率な地域の輸送を相互に補完し合うなど、業界全体の効率化を図る取り組みを加速させ、長期的かつ継続的な輸送品質の確保に注力した。また前期に新規連結となったMDロジス(東京都中野区)の増収効果も寄与した。連結による営業費用は増加したものの費用増加を上回る売上増加により全体で利益は増加した。
通期業績は直近と変わらず、売上高が前年比10.4%増の8137億円、営業利益が同25.8%増の376億円、最終利益は14.3%増の220億円と据え置いた。
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