財務・人事渋沢倉庫が7日に発表した、2026年3月期第1四半期決算短信によると、売上高は前年比2.8%増の200億2200万円、営業利益は同19.9%減の10億1100万円、最終利益は11.5%増の18億1700万円と増収最終増益だった。
物流業務セグメントの売上高は前年同期比3.3%増の186億400万円、セグメント利益が同11.1%減の8億7800万円だった。倉庫業務は新規業務が貢献したものの、一部拠点における顧客自営化や拠点集約に伴う業務の撤退などの影響により全体の取扱いは減少。利益は新設拠点の稼働に伴う賃借料や減価償却費が増加した。陸上運送業務は飲料や食品関連の取扱いが好調に推移したほか、化粧品EC(電子商取引)関連が寄与。適正な運賃の確保を図ることで収益性を維持した。港湾運送業務は船内荷役業務および自動車部品を中心とした荷捌業務の取扱い増により堅調に推移。国際輸送業務は輸入航空貨物や自動車部品を主体としたアジア向けの輸出海上貨物の取扱いが好調に推移した。
通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前年比0.5%増の790億円、営業利益が同10%減の42億円、最終利益が3.9%増の51億円と据え置いた。
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