財務・人事サンリツが7日発表した、2026年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比5.6%増の48億4000万円、営業利益が同26.5%減の9900万円、最終利益は75.5%減の2800万円と増収減益となった。
梱包事業部門セグメントの売上高は33億6900万円(4.3%増)、セグメント利益は3億1300万円(5.2%減)だった。工作機械の取り扱いが復調したことに加え、電力変換装置の取扱が増加したことにより増収。利益は府中倉庫内の業務安定化にかかる初期費用が増加したことにより減少した。
運輸事業部門セグメントの売上高は6億2000万円(4.1%減)、セグメント利益は6900万円(39.8%増)だった。医療機器の取扱いが大幅に減少したことにより減収。利益は外注費の値上がり分について顧客への価格転嫁が進んだことに加え、不採算業務の撤退により増加した。
倉庫事業部門セグメントの売上高は7億8700万円(22.4%増)、セグメント利益は9100万円(18%減)だった。新たに開設した府中倉庫の稼働により増収。利益は外部倉庫の解約に伴う原状回復費用を計上したこと、顧客の倉庫集約により生じた空き倉庫スペースへの客付けが遅れていることにより減少した。
通期業績は直近と変わらず、売上高が前年比4.4%増の210億円、営業利益が同8.2%減の9億5000万円、最終利益は4.5%増の4億9000万円と据え置いた。
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