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丸運1Q、拠点見直しなど奏功し増収増益

2025年8月7日 (木)

財務・人事丸運が7日発表した、2026年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比2.7%増の116億1200万円、営業利益が同56.9%増の3億8200万円、最終利益が64.1%増の3億800万円と増収増益だった。

貨物輸送セグメントの売上高は前年同期比1.4%増の57億円、セグメント利益は同65.4%増の2億1500万円だった。アルミ材輸送量の回復などによる素材物流の取扱量増および運賃・料金改定の進展に加え、前年同期に行った物流拠点の見直しに伴う費用の削減が収益改善に寄与したことにより増収増益となった。

エネルギー輸送セグメントの売上高は6.1%増の40億1500万円、セグメント利益は2.3倍の1億4000万円だった。石油輸送事業は、石油製品の内需減の影響などにより、輸送数量が2.2%減。潤滑油・化成品事業は溶剤等化学品の内需減に加え出荷地の定期修理などの影響により、輸送数量8.1%減。利益はドライバーの待遇改善を目的とした賃金改定や協力会社への運賃支払増はあったものの、主要顧客の運賃・料金改定や化成品事業における既存取引の拡大により増益となった。

海外物流セグメントの売上高は3.8%減の13億6800万円、セグメント利益は900万円(前年同期は100万円の損失)だった。国内事業は航空輸出および機械設備輸送の取扱量増により増収増益。海外事業は中国国内での日欧系自動車メーカーの販売不振により主要顧客の輸送量が減少したため減収となったものの、中国の倉庫運営効率化により増益となった。

通期業績は直近と変わらず、売上高が前年比1.2%増の467億円、営業利益が同22.6%減の9億8000万円、最終利益が40%減の6億7000万円と据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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