サービス・商品Zenport(ゼンポート、東京都渋谷区)は28日、富士フイルムビジネスイノベーション(東京都港区)のクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」と連携する新機能「ZenSync for FUJIFILM IWpro」の提供を開始すると発表した。これにより、貿易業務における船積書類や通関書類の電子保存が効率化され、DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速するとしている。
貿易業務では、紙による書類管理が一般的だが、電子帳簿保存法や関税法の改正により、電子取引情報の保存が義務化された。多くの企業が対応を進める中、貿易書類の電子化は国内取引とは異なる課題があり、円滑なデジタル移行が求められていた。本連携により、ZENPORT上で取り扱う貿易関連書類を自動でFUJIFILM IWproに保存できるようになり、保存から提示提出までの一元管理が可能となる。さらに、基幹システムのデータとPDFなどの非構造化データを統合し、業務効率化を実現する。
富士フイルムビジネスイノベーションは、2011年に国内で初めて貿易書類の電子保存を導入した実績を持ち、貿易業務のデジタル化を推進してきた。今回の連携により、企業の法対応に伴う負担を軽減し、よりスムーズな貿易業務の運用を支援する。
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