栗山米菓、コスト高騰でばかうけアソート内容変更

サービス・商品栗山米菓（新潟市北区）は2月31日、「ばかうけアソート」の内容を5種から4種へ変更し、甘口カレー味を完全終了すると発表した。原材料高騰などのコスト増加を企業努力だけでは吸収しきれないため、厳しい決断に至った。

「安心・安全でおいしい米菓」の提供を続けるため、コスト削減や生産性向上などを積極的に推進してきた。しかし、原材料価格の高騰に加え、労務費・物流費・エネルギーコストの急上昇が追い打ちをかけた。アソートの魅力である「ボリューム感」を維持しながらコストを抑えるため、市場調査や消費者の声を参考に甘口カレー味終了を決定した。

同社は甘口カレー派の救済支援にも積極的だ。カレー支出金額日本一の地元新潟で「ばかうけ付・甘口カレーセット」提供を3日から4月13日まで限定実施。さらに公式SNSでは「門外不出」の甘口カレー味シーズニングが当たるキャンペーンも展開する。1989年に誕生した「ばかうけ」は、これまでに280種類以上のフレーバーを発売してきた人気シリーズ。新パッケージは青のりしょうゆ味など4種で3月31日から発売予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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