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JR貨物、31フィートコンテナを60個導入

2025年3月4日 (火)

▲鉄道用31フィートコンテナ(出所:JR貨物)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は3日、芙蓉総合リースと31フィートコンテナのリース契約を結び、コンテナの使用を開始したと発表した。31フィートコンテナは10トントラックとほぼ同等の積載容量を持つことから、トラック輸送から鉄道へのモーダルシフトを進める荷主などからの需要が高まっている。

JR貨物と芙蓉リース、利用運送事業者で構成された協議会の事業が、国土交通省の「モーダルシフト加速化緊急対策事業」に認定されたことから、同事業の補助金を活用し、芙蓉総合リースが31フィートコンテナを新たに60個製造。JR貨物がリースを受けて使用する。

導入された31フィートコンテナはコンテナの妻側と両側面が開くウイングタイプで、コンテナの両サイドからフォークリフトで荷物を積み込めるため、荷役の場所を選ばないという利点がある。

東海道・山陽線・鹿児島線や東北・函館線をはじめとした全国主要駅間で、今年2月から順次運用が開始されている。

また、JR貨物は片道輸送の場合でもコンテナを効率的に利用できるよう、求貨求車システムを運営する3PL事業者と協力して、回送コンテナの積荷化を図るスキームづくりも進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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