行政・団体厚生労働省医薬局は6日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催に向け、全日本トラック協会向けに毒物及び劇物の保管管理強化を求めることを通達した。
爆発物の原料となり得る化学物質による危害防止が目的。同省は23年3月の通達で爆発物原料となり得る劇物の管理強化を指示済みで、今回は万博開催を控え、毒物及び劇物取締法に基づく保管管理状況の総点検を求める。全ト協のほか、全国の都道府県や保健所設置市などに対し、関係事業者への指導強化を要請した。
通達では漏洩や盗難、紛失などの事態が発生した際の対応も明記。事業者に対し保健所や警察署、消防機関への即時届出を義務付ける。販売時には譲受人の身分証明書確認も必須とする。
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