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日揮HD、東村山市と廃食用油のSAF化で協定

2025年2月12日 (水)

▲協定締結式の様子(出所:日揮ホールディングス)

環境・CSR日揮ホールディングス(東京都千代田区)は10日、東村山市、レボインターナショナル(京都市下京区)、SAFFAIRE SKY ENERGY(横浜市西区)と、廃食用油の資源化推進に関する協定を締結したと発表した。

東村山市は、今月17日からから市内3施設で、これまで可燃ごみとして処理していた家庭系廃食用油の回収を開始する。回収された廃食用油は、SAFFAIREのプラントでSAF(持続可能な航空燃料)の原料として活用される。同プラントは2024年12月にコスモ石油堺製油所内で完工し、年間3万キロリットルの生産能力を持つ。

東村山市は24年8月、廃食用油からSAFを製造する「Fry to Fly Project」に多摩地域で初めて参加を表明した。同年10月に開催されたエコライフフェアでは、試験的な廃食用油の回収を実施し、140リットルを収集することができた。

今回の協定に基づき、廃食用油の回収とSAF製造に関する取り組み、および再資源化に関する情報発信を実施する。市は今後、市民だけでなく、市内の民間事業者や商店街に向けても周知活動を展開していく予定である。これらの取り組みを通じて、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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