ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大林組、大型車対応の放射能測定ゲートを開発

2013年9月19日 (木)

話題大林組は18日、キャンベラジャパン(東京都台東区)と共同で、積載したままの状態で車両積載物の放射能濃度を短時間、高精度に測定するシステム「放射能測定ゲート」を開発したと発表した。

除染廃棄物などの車両積載物の放射能濃度を測定する場合、時間やコストの制約から車両周囲の空間線量の測定によって代替するのが一般的だったが、積載物や容器の性状、測定場所に既に存在する空間線量などが測定結果に影響を及ぼすことが課題となっていた。

大林組は、キャンベラジャパンの高精度放射能定量技術を活用して放射能測定ゲートを開発し、積載物自体の放射能濃度を短時間で高精度に測定できるようにした。

一つのゲートで、大きさの異なる4、10、20トンなどの車両に対応でき、測定時間は1台当たり1分と既存技術に比べて大幅に短縮した。