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椿本チエイン、重量物可のエンジンドローン事業参入

2025年3月12日 (水)

▲エンジンドローン「AZ-250」(出所:椿本チエイン)

サービス・商品椿本チエインは11日、長時間飛行や重量物輸送に対応可能なエンジンドローンの製造・販売事業に参入すると発表した。これに伴い、會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)が研究・開発を進めるエンジンドローン「AZ-250」の独占製造・販売ライセンス契約を1月に締結した。2030年の商用販売開始を目指す。

AZ-250はガソリンエンジンを搭載し、バッテリー駆動型の電動ドローンと比べて飛行時間が長いのが特長だ。無積載時には7時間、最大50キロの荷物を積載した場合でも1時間の飛行が可能で、豪雨にも耐えられる全天候型の機体となっている。物資輸送やインフラ点検、広域物流といった長距離・長時間の飛行が求められる場面での活用を想定しており、CO2排出量を抑えながら高エネルギー効率を実現する。

同社は、4月から新事業開発センター内に専門チームを新設し、エンジンドローンの早期事業化に向けた取り組みを加速させる。今後、エンジンドローン本体の開発に加え、離発着用ドローンポートや運搬装置などの周辺機器の生産・販売体制も構築する予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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