財務・人事無人搬送が可能な自動運転車両の開発に取り組むeve autonomy(イヴ・オートノミー、静岡県磐田市)は12日、ヤマハ発動機とティアフォーから、シリーズBのエクステンションラウンドとして10億円の追加出資を受けたと発表した。
eve autonomyは自動運転技術を使った自動搬送システムの実現を目指し、ヤマハ発動機と、自動運転に関連するソフトウエア開発を手掛けるティアフォーによって2020年に設立された。ヤマハ発動機はモビリティ技術と製造ノウハウをいかした支援を行い、ティアフォーは、中核となる自動運転技術を提供している。
こうした支援によって22年11月には無人搬送サービス「eve auto」を発売。すでに製造業者や物流業者などの工場や倉庫、全国40か所以上の拠点に導入されている。
eve autoは段差や坂のある屋外でも、天候にかかわらず、最大1.5トンの荷物を自動搬送する。ルート設定や車両管理などはパソコンやタブレットからできる。
同社は、調達した資金を技術開発のさらなる加速や事業基盤の強化、新たな市場の開拓などに活用するとしている。
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