ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は12日、回転型不動産ビジネスへ参入すると発表した。今回の参入は、同社の中期経営計画における「不動産ビジネスの更なる拡大」に向けたもの。
事業概要として、同社の保有する不動産をファンドに売却し、そこで得た資金を新たな成長分野となる不動産に再投資を行う。 また、売却する不動産は売却後もアセットマネジメントおよびビルディングマネジメント、プロパティマネジメントの各業務を同社グループで受注できる体制を整え、フィービジネスによる収益向上を図る。さらに同社として第1号となる私募ファンドの組成と保有資産の組み入れ準備を進め、4月以降に本格的に当該事業への取組みを進める。
また、今後は総合物流事業の拠点や、鉄道と他輸送機関とのモーダルコンビネーションの拠点となるエリアで物流施設の開発・取得への投資を進め、貨物鉄道輸送との相乗効果を創出し更なるサービス向上を図る。さらに、貨物駅近郊の用地を取得し物流施設を開発する計画を進めていく。
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