調査・データタイヤの大手サプライヤーで車両管理、メンテナンス、24時間トラック故障や修理サービスを提供するミッドランド・タイヤ・サービス(アイルランド)は12日、IoT(モノのインターネット)に特化したクラウドサービスを提供するサムサラ(アメリカ)のAI(人工知能)搭載ソリューションを導入し、過去2年間で事故を54%削減したと発表した。
ミッドランドはアイルランドで大手企業に新品タイヤを供給し、毎年8000件を超える故障に対応している。しかし事故率が高く保険料が高額となることから、車両の安全性とドライバーの行動に対する新しいアプローチをサムサラに依頼した。
サムサラのプラットフォームを使用し、ドライバー追跡と車両管理の強化が可能になったことで、車両管理に要する総時間が50%削減。また故障時の呼び出し時間も平均20分短縮され、年間で計2333時間が節約されたという。また管理者は運転者の危険な行動を把握することができ、また運転者に過失がない場合の状況も確認できるため、これまでは不可能だった運転者の免責が可能となった。結果、事故は2年間で54%減少し、会社は保険料を再交渉して全体的なコスト削減が可能となった。
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