ロジスティクス中国のロボット倉庫開発、ハイロボティクス(深圳市)は17日、伊藤忠の中国子会社、伊藤忠ロジスティクス(北京市)と共同で進める天津倉庫自動化プロジェクトの起工式がこのほど行われたと発表した。
倉庫は面積3000平方メートル、天井高8.5メートルで、14層、3万5271か所の保管場所を持つ自動化システムを構築する。ピッキングワークステーションと5台のコンベアラインワークステーションが設置され、ピーク時には1時間あたり3000箱以上の出荷が可能になる。さらに、ロボットは4台のRFIDチャネルマシンと統合され、在庫管理も完全自動化される。
同社は「この倉庫が完成すれば、倉庫の入庫効率と保管容量が大幅に向上するとともに、入庫から保管、在庫管理、出荷までの業務が完全に自動化される」としている。
起工式では、伊藤忠ロジの林文治生・総経理(社長)らが出席。テープカットなどで着工を祝った林総経理は「このプロジェクトが完成すれば、倉庫の物流効率が大幅に向上し、運用コストが削減されるとともに、顧客に対してより高品質で効率的なサービスが提供できる」などと述べた。
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